この本では12週間かけてアーティストを(誰であろうとも)育てるという本で、エンジニアを追放されてその道しか後がない自分にとって助け舟この上ないと思い、読み進めています。
まるごと読んでから実践するというものではなく、1週間ごとに章が別れていて、今回1週間目のところまで読み進んで実践したので記録していきます。
モーニング・ページ
毎朝、頭に浮かんだことをノートにまとめるのですが、本のとおりだとA4に3ページ書くというものでした。
試しにやってみましたが手が疲れて、何より1時間半くらいかかってしまったので本当にこんなに書かなきゃいけないのかと疑問におもったのですが、そういえば原書は英語なので画数が全然違いすぎるなと思ったんです。
なので、日本語は2バイト文字なので1/2の量で良いだろうというトンデモな理由を作って1枚と半分程度書くようにしました。
3枚正直に書いた時に感じた開放感がこの取組のミソなのかなと思い、それを感じるまで書きすすめることにしました。
本書でも、出来る限りな旨だったので、このルールですすめることにしました。
進捗がダメだと、書くことが無くなってくるので自らを激励する言葉ばかりが増えていって、アーティスト・ページによって進捗フォローされるという、自らが自らのケツを叩く仕組みが出来て面白いです。
アーティスト・デート
週に2回、20分ほど1人で出かけるというアクションです。
これによる気づきが大切だということで、早速スーパーまでの道のりをふらつくことにしました。
目まぐるしい発見はありませんでしたが、歩いている間は考えがまとまる事もあって、これも本書にあったことなんですが、本当にそのとおりだなと思って面白くなりました。
元々歩いたり自転車漕いでたり風呂に入っているときが考えが最もまとまる人間なんですが、ちゃんと時間を作って取り組むのは始めてでした。
チェック・イン
1週間の最後に振り返りを20分でします。こちらも手書きです。
これをチェック・インと呼んでいます。
今週、あなたの創造性を回復するために重要だと思ったことが、ほかにありましたか?
『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』
私の場合は、集中力を維持できずに何も作れなかったので、ほかに必要なのは集中するため仕組みづくりと思いました。
やりたいことが多くて常に他のことにとらわれて集中出来なかったので、10月はコワーキングスペースを借りて缶詰で1つやりきろうと思いました。
みきとP全曲レビューを10月のうちに終わらせ、それまではいわゆる勤務時間中は他のことに取り組まないとう感じで行こう決めました。
第1週の肝
第1週では、アーティストであることを否定する自分の声を、肯定するものに変える訓練が述べられていました。
自分がアーティストという活動に対して否定的になってしまうのはどこに由来しているのかを探ることについて学びました。
特に面白かったのは、かつて肯定した言葉を送ってくれた人に、架空でメールでお礼を送る(本当に相手に送るのではなく、自分宛てに送る)というものでした。
私も、今こそ孤独ですが、かつて青春時代には私のギターの音を褒めてくれた同級生がいました。私はその言葉をくれた同級生へお礼のメールを書きました。
実際に書いてみると、乏しさよりもその言葉の嬉しさに深みが出て、書き終わった頃には達成感がありました。
なんでそんなことするんだと否定して取り組まないのはもったいないなと思いました。まずはやってみて、それから疑問に思うようにこれからも取り組もうと思いました。
後で調べてわかったのですが、自己啓発の胡散臭い連中がやたら推してて不安ですが、日本に限ったことで本書に何の罪も無いはずなので、頑張って進めようと思います。