【HD650DMaa】最近まで使ってたヘッドホンのお話┃HD650,K712Pro比較小話

DMaaを入手、手放すまで

昔からヘッドホンには拘ってきた方ですが、ここ最近はずっとHD650DMaaを使用していました。

きっかけは、AKG K812が激悪な品質で壊れ始めたため、当時気になっていたDMaaモディファイを依頼したという具合です。

当時はUmbrella-Companyで特集記事が出ていた事もあってか、依頼のメールもすぐに返信を頂き、本体送付、施工、受け取り含めて5日ほどで完了していました。

音質はモディファイをしたからといってHD650が全くの別物になるかと言われるとそうではなく、個人的にはモディファイ後は全体的にシャキッとした音像になって聴き取りやすくなったかな?くらいの感想でした。

それでもK812がかろうじて生きていたときに聴き比べをした際は、
K812だと遠すぎて音色の決定が難しいような場面でも、HD650だと把握できたりしたので、そこは大変助かりました。

真ん中のドライバー部分にあるスポンジが独自のリング状のものへ変更されている。

それからK872を安く手に入れる機会があって、K872で役割をカバー出来るようになってしまったので、HD650を手放すことにしました。

K872での定位表現による各音源の聴き取りと、密閉型による遮音、低音の把握の容易さ、K812で遠すぎた感触がなくなっていて、私にとってK872がドンピシャだったのでした。

内側はメッシュが付属される。

HD650とK712 Pro

K812を導入する前は、HD800、その前はK712 Proを使用して、K712 Proはまだ手元に残っています。手元にはAKGのヘッドホンしか残らなくなりました。

HD650とK712 Proが似たポジションに位置しているのかなと思いますが、K712 Proのほうが広く、各楽器の全貌がわかりやすいです。HD650はK712 Proで把握できない低音域を把握することができます。K712 Proでも鳴ってはいるが把握しきるまでは届かないといった感じです。

音楽や音声作品を鑑賞する目的でしたら、K712 Proがオススメです。

一方で、HD650も鑑賞にとどまるなら音の左右の広さは劣るものの、作りが頑丈で部品も換えがききやすいので長く使う点では安心かなと思います。

しかし、K712 Proも6年以上使っていますが、ヘッドバンドを引っ張っているゴムのガイドの左側が壊れたくらいであとは問題無く使用できています。

余談:ASMR鑑賞なら圧倒的にK712 Pro

個人的ですが、ASMR作品を妥協なく聴くならHD650, HD600, K712 Proくらいは用意したいなと思っています。

その中でK712 Proがオススメなのは、この価格帯のヘッドホンだと一番音場が広く、立体音響の恩恵を受けやすいためです。

もしかしたらK712 Proよりも広い音のするヘッドホンが出てくるかもしれませんが、
それでも軽さや圧迫感の少なさ、片方出しケーブルといった身動きのしやすさは圧倒的なので、
寝ながら聴く際にはK712 Proかなと思いました。

HD650も、装着すればそうそう外れることはないですが、左右両方出しのヘッドホンは寝ながらだと寝てる最中に外れてどっかへ行ってしまう際に下手するとケーブルが首を締めちゃう場合があるので気をつけたほうがいいです。

2 COMMENTS

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.