4週間経ちました。
4週目は、「活字を見ないエクササイズ」という我慢大会がありまして、これを現代風に解釈してネットサーフィンを禁じて1週間を過ごしていました。もちろん本も読まず。
また、この本のターゲットとしている人は読者家っぽいので、私では音楽がこれに当たるだろうということで音楽も禁止にしました。
脱活字・音楽・ネットを通じた発見
外から入ってくる情報をホイホイ摂取していると、それだけで疲れるというのは実感がありましたが、このトレーニングでは、
あえて辛い手持ち無沙汰になる状況を生み出して、その中で自らの創造性の声に耳を傾けるという旨の内容でした。
感想としては、「1日だけ、どうしてもネットを見てしまった」という自らの我慢弱さを実感したり、「適度に受動的な情報収集をやめると、気持ちが軽くなる上に、日が経つにつれて調べたいとう欲求も薄れてきた」という発見がありました。
ツイッターやネット記事のサーフィンは、中毒なんだなと改めて実感しました。
ただ、VRやARに関する情報は1週間追わずにいるとあっという間に新着情報を取り逃していて、追っかけるのが非常に大変でした。
ほかはある程度時間差でも追っかけられるのがわかったので、適度にインターネットを抜く期間を決めることが出来るようになった気がします。少なくとも1週間は長すぎるので、適度に開放感を欲している期間あけるなどして自らを休め、向き合う時間を作れるようになった気がします。
シンクロニシティの発見
手持ち無沙汰になったことで、本書に出てくるシンクロニシティという体験の気付きもしやすくなった気がします。
願っていたことがどんぴしゃりと願った通に起こるという体験をシンクロニシティと本書では呼んでいますが、私の場合だと、
「そろそろ給付金終わっちゃうから仕事探さないと。まずはバイトでもいいからないかな。」と思っていたら、近くの会社でバイト求人経由で正社員募集をやっている情報を手に入れて、早速応募してみたり、
「自転車そろそろ買い換えないとな。良いのないかな。」と思っていたらピッタリの自転車を見つけられたり、
普段は気が付かないくらいの、「発見の前に願っていた自分自身の気持ち」に気がつくようになったんだと思います。
自分の中で少しずつ変化が起きているような気がしています。
4週目では、「本来の自分を取り戻す」というのがテーマでしたが、それに加えて、些細な発見に気がつけるようになったことも成果の1つかなと思っています。